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経験者が語る|女性が産休育休を目的に保険営業へ就職/転職してはいけない理由

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保険会社って育休取得率が高いんだ!
子供を産んでからも仕事を続けたい私にピッタリかも…!

ちょっと待ってください!
私は産育休を求めて保険営業へ転職し、1年で再転職した者です。育休取得率だけで選ぶとミスマッチが心配です…!

ええっ何で?!

育休を取得できず不本意に退職する方はまだまだ多いですよね。なので育休取得率は大切な指標です。
でも育休から復職した後の方がずっと長いんですよ!キャリア継続のため、育児との両立に適した仕事を選ぶべきです。
具体的には以下をお読みくださいね!

産休育休を目的に保険営業へ就職/転職してはいけない理由

仕事と子育てのコアタイムが丸かぶり

保険営業は、顧客へ頼んで頼んで頼みこんで無理矢理アポを取ってようやく土俵へ乗れる仕事です。
そんな決死のアポですが、時間帯は顧客の終業後を、場所は顧客の会社近くや自宅近くを指定される事がほとんど。顧客にとっては業務外のアポですからね。
時間や場所の調整を試みると「じゃあまた今度ね」とアポが立ち消えになってしまう、厳しい戦場です。
つまり実質的なコアタイムは夕方〜夜となります。

ではワーキングマザーが平日一番忙しい時間帯はいつでしょうか?大体の方が「朝家を出るまで」か「夕方〜夜」と答えると思います。ちなみに筆者は後者派です。

そう、保険営業は仕事と子育ての育児のコアタイムが丸かぶりなんです。
なので、育休から復帰した後は相当ハードなのではないかと思います。

親御さんや旦那さんに任せたらいいと思うかもしれませんが(私もそう考えていました)、いざ子供を産むとそんなことは許せない気持ちになる上に、そもそも子供が母親しか受け付けてくれないという声もよく聞きます。

(ちなみにノルマ未達だと圧が半端ないです。管理職のオネエサマ方の成績は営業職員の成績で決まります。ノルマ未達成者には、イジメか?というぐらいガチの指導と管理が待っています。)

人や社会の役に立っている実感を持ちづらい

ほとんどのワーママが「子供を預けてまで働く意味」を考え悩むものです。少なくとも私の周囲に例外はいません。

その悩みにぶち当たったとき、もう少し頑張ろうと思える糧になるのは「その仕事が人や社会の役に立っている」という実感だと思います。

では、保険営業の仕事が実際に役立つのはいつでしょうか。顧客やその家族が保険金を受け取るときです。
…それって途方もなく先となる可能性が高いですし、むしろ起こってほしくない事ですよね。
自分が病気になったり大切な家族が亡くなったりする事なんて想像したくないもの。それを具体的に想像させ、ようやく契約をいただいてもすぐ役立つものではなく、できれば役立ってほしくもない。
保険はこういう商品なので、そもそも人や社会の役に立っている実感を持ちづらいと思います。

番外編:家族や友人に警戒されて地味に傷つく

産育休とは関係のない部分ですが、家族や友人に何気なく転職を報告したとき「私は入る気ないよ」と複数人に予防線を張られたのが地味にへこみました。
逆に「こういうのなら検討できるから困ったときは声かけてね」と女神のような言葉をかけてくれた友人もおり、心遣いに感謝した反面で内心グッサリきました。
やはり保険営業=知人にも営業するという世間のイメージは根強いと思います。
実際、家族や知人に売っている職員を結構見かけましたし、私も上司に何度も促されました。

では保険営業で身につくことは?

ここまで「女性が産休育休の取得だけを目的に転職するとミスマッチになる可能性あり」とお伝えしてきた保険営業ですが、もちろん身につくスキルもたくさんあります。
あくまで私個人の経験に基づく見解ですが、具体的には以下の通りです。

  • 営業職の基本的な業務フロー
  • 商談スキル
  • スケジュール管理能力
  • 新規飛び込み営業の経験
  • 保険の基本的な知識

ちなみに筆者がもっとも保険営業で得たことは「後延ばし癖の克服」です。
保険営業をするまでは、ギリギリになってからタスクに手を付けたり、日程を選べる仕事は遅い方を選ぶ癖がありました。
そんな私でしたが、営業はアポまでの日数が開くほど顧客の温度感が冷めて契約確度が下がり、クロージングまでの期間も長くなって当月ノルマに間に合わなくなります。
身を持ってそのような経験を繰り返す事で、今日できることは今日やりきる癖がつきました。今でも私の財産です!

まとめ

いかがでしたか。
筆者はいま別の企業で産育休を経てワーママを5年ほど続けていますが、あのとき保険営業を辞めていなければ、挫折して早々に専業主婦になっていたと思います。(子供を産んでから転職するのは至難の技です・・。)

産育休から復帰した後のライフスタイルや心情は、その立場になるまでわからないことばかりです。私の体験談が皆さんのキャリア選択に役立ったら幸いです。

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