流産の体験談

体験談|稽留流産の診断から自然排出まで

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稽留流産(繋留流産)や自然排出について知りたい方へ。
3ヶ月前(執筆時点)に稽留流産となり、手術前に自宅で自然流産した時の体験談をまとめます。

落ち込んでいる女性の足元

はじめに

  • 医師や専門家の見解ではなく、あくまで個人の体験談です。症状や経過には個人差があります。
  • 血、排出物、腹痛などを出来るだけリアルに書いています。苦手な方はご注意ください。

時系列|稽留流産の兆候から自然流産まで

稽留流産の診断を受ける1週間くらい前から急激につわりが減退していき、見るのも辛かった汁物料理が食べられるようになりました。この時点ですでに嫌な予感がしていました。

私の場合、稽留流産の診断から自然流産までの期間は9日、
胎児の心拍停止から自然流産までは16日でした。

心拍停止から診断から起きたこと
7日目0日目妊娠10週目、胎児心拍停止の診断。
妊娠8週目に心拍が確認できてから1週間ほどで停止してしまった計算となります。この時点で痛みは全くありませんでした。
12日目5日目再診で稽留流産が確定。7日後に手術を予約。
(自然排出を待つ辛さを心配し、夫が背中を押してくれました)
13日目6日目おりものから妙な悪臭を感じる。
14日目7日目生理終盤ほどの茶色い出血あり。昼用ナプキンで過ごす。
15日目8日目朝方、破水のような透明の液体が大量に出て、昼用ナプキンでは間に合わずパンツまで染みる。
その後は生理痛よりも軽めの腹痛を感じるが、出血は無し。
16日目9日目<自然排出当日>

●朝〜昼
生理序盤くらいの痛みと出血。

●夕方
生理痛よりも重めの周期的な痛みが始まる。
10〜30分に1回くらい、下痢のような痛みが襲ってくる。

●夜
出血が本番に。昼用ナプキンは一瞬で溢れ、夜用ナプキンでも5分持たない出血量。
レバー状の巨大な塊が何度も出て、その度に夜用ナプキンから溢れる。パンツやボトムスを何度着替えても追いつかない。
ここで生理用オムツ+夜用ナプキンを装着。
トイレから立ち上がってパンツを履くまでの間も大量出血が止まらないため、ナプキン交換もままならない。

この状態が3時間ほど継続。
痛みは生理痛と下痢が同時に来た程度。
たまに「ウッ」となるが長く継続する訳ではなく、耐えられる。

3時間ほどで出血の山を超え、一晩は生理用オムツ+夜用ナプキンで対応できそうなレベルとなったため就寝。
17
日目
10
日目
出血量はだいぶ減り、生理2日目ほど。
朝、産婦人科を受診。
胎嚢が膣の奥に挟まっていたようで、麻酔なしで排出処置を受ける。ここが一番痛かった。

自然排出中の約3時間に活躍してくれたナプキンたちの総重量は約1kgでした。
そのほか便器や浴室にも大量の血や塊を流しています。

そのためか自然排出後は人生最大級の貧血で、クラクラして30分ほど動けなくなりました。その後も2日ほど、少し歩いただけで息切れが酷かったです。

自然排出前にやっておくべきこと

  • 便器の掃除
    便器に手を突っ込んで胎嚢を探したい気持ちに駆られるため
  • 生理食塩水を瓶などに用意
    胎嚢が出てきたら入れてあげて病院へ持参するため
  • 生理用ナプキンを用意
    夜用を20枚以上。生理用オムツもあると安心感が違う
  • 鎮痛剤を用意
    我慢できない痛みに備えておくと安心
    (私は使いませんでしたが、お守りになりました)
  • 救急相談センターの電話番号を確認
    異常と感じる痛みや出血が起きた場合に備えておくと安心
    (私はお世話になりませんでしたが、こちらもお守りになりました)
  • Iラインの毛を剃っておくor短く切っておく
    大量の血が絡まって固まるとなかなか取れないため

胎嚢について

自宅で何度も便器に手を突っ込んで探しましたが、見つけられませんでした。

翌朝病院で「膣の奥に挟まっている」との診断後すぐに排出処置を受け、やっと出てきました。

赤ちゃんにお別れを言いたかったので、先生に頼んで胎嚢を見せてもらいました。
胎嚢の見た目は、自然排出中に出た塊とは全く違う、白っぽいものでした。
周囲に細い管のような物が付いていて手足かと思いましたが、先生が「へその緒になる途中のもの」と教えてくれました。
残念ながら、赤ちゃんらしきものは一つも見当たりませんでした。

このとき「ああ、もうこの子がお腹で育つことは絶対にないのか」と現実を見た気がして胸がギュッとなったのは、今でも忘れられません。

胎嚢は水子供養に出すつもりでお寺も決めてあったのですが、検査に出すため水子供養は難しいとのことでした…。

自然排出後の体調について

2〜3週間ほど、ホルモンバランス崩壊+貧血という感じの体調不調と精神不調が続きました。自然排出で全てリセットされるかのように思っていましたが、そうではありませんでした。

私の場合、現実逃避したくてガツガツ仕事に家事に打ち込んでしまったのも良くなかったと思います。就寝前に涙が止まらず眠れない日々が続き、睡眠不足も慢性化していました。
結果、流産から2週間ほど経った頃に体が動かなくなって寝込んでしまいました。

出血と腹痛は1ヶ月以上続きました。出血は生理終盤くらい、腹痛も生理痛より軽いものだったので、そこまで辛くはなかったです。

なお自然流産後初めての生理は1ヶ月半後に来ましたが、いつもとは違う感じでした。(量が少なく、においが明かに強かったです)

おすすめの一冊

「ママ、さよなら。ありがとう」という本です。
タイトルだけで涙が止まらなくなりますが、私が時間をかけて気持ちに整理を付けられたのはこの本のおかげです。

「最初から下見と決めていた」「ママのお腹に宿れただけで幸せ」といった赤ちゃん目線の気持ちがたくさん載っています。どれもママを責めるものではなく、純粋で優しい言葉ばかり。赤ちゃんなりの事情があったのかな?うちの子もそうだったのかな?と考えながら読んでから、何週間も時間をかけて「答え」みたいなものを見つける事ができました。



以上、稽留流産(繋留流産)から自然排出までの体験談でした。

私も経験者のブログに救われたので、恩返しのつもりで体験談を書きました。
悲しくも同じ境遇となった方へ少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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